スクラッチで演算を行うときは「演算ブロック」を使用します。
演算ブロックは四則演算、論理演算、比較などの数値を扱います。
一部の演算ブロックは数値だけでなく、文字も扱うことができます。
演算ブロックは変数と組み合わせて使う事が多いので、変数を入れながら解説していきます。
基本の演算
まず、変数x,y,zを作成します。
x=30
y=70
z=x+y
をするには次のようなプログラムを作成します。
乱数の生成
乱数は毎回異なった数字が欲しい時に使います。
たとえば、乱数を使ってサイコロを作ることができます。
乱数も変数に入れて使われることが多いので、変数への入れ方を覚えておきましょう。
生成したい値の範囲を「~から~までの乱数」に指定します。
数値の比較
「>」「<」の記号がついたブロックは変数に入れた値を比較に使用します。
「>」を大なり、「<」を小なり、と言います。
このプログラムでは、xとyに値を入れて大小比較をします。
数値が同じかどうか
変数が同じかどうか調べるには、つぎのようなプログラムを作成します。
文字が同じかどうか
変数は数字だけでなく、文字を入れる事もできます。
でない場合
変数が違うかどうか調べたい場合は、「ではない」ブロックを組み合わせます。
まとめ
演算ブロックの使い方を説明しました。
演算ブロックには、この他にも三角関数、対数、最大、最小などがあります。
それらの使用方法は、プログラムの中に登場した時に解説します。
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